EU バッテリー回収方法


EUでの電池の回収方法とWEEE指令

電池指令に関連して、RoHS指令と並んで関係の深い規制がWEEE指令です。
WEEE指令とは、廃電気電子機器による環境汚染防止のため、廃電気電子機器の回収およびリサイクル率を定めた規制のことです。

 

廃電気電子機器はWEEE指令で回収方法が決められているため、機器に組み込まれている電池の回収はWEEE指令に基づいて廃電気電子機器として回収されることも多くなりますが、この場合、電池が廃電気電子機器と同時に回収されたものとみなされ、電池のみを取り外す必要があります。
WEEE指令もRoHS指令同様に、電池の取り扱いについては、電池指令が優先されるためです。
取り外された電池は、回収目標やリサイクル率の達成要求事項の対象となります。
また、電池単独での回収については、各国で制度を定めることになります。

 

ここで注意しなくてはいけないのは、WEEE指令、電池指令はEC条約の175条が適用(準拠)されているので、加盟国の国内法が制定される時点で、指令よりも厳しい条件を採用することができるという点です。
例えば、リサイクル率などは各国で異なると考えられますので、各国の規制値等を確認されたほうがよいでしょう。
ちなみに、RoHS指令はEC条約第95条が適用(準拠)されているので、EU各国で、閾値(有害物質の含有濃度)などの規制値は同一です。