欧州改正電池規制



EU新電池指令(改正電池指令)とは

新電池指令とは、現行の電池指令(Directive 91/157/EEC)に代わる電池および蓄電池(二次電池)に関するEUの指令です。
新電池指令(Directive 2006/66/EC)は、2008年9月26日より施行されましたが、改正指令 2013/56/EUが2013年12月10日にEU官報で公示されました。
※規制対象や規制物質の種類など、大まかなところは改正後も変わりありませんが、カドミウムと水銀の使用有効期限が定められている他、若干の変更があります。

 

規制の対象となるのは全ての種類の電池および蓄電池が組み込まれた機器をEU域内へ輸出(EU各国へ上市)する場合になりますが、国家保障に関わる機器や宇宙へ送ることを目的として設計された機器は対象外となります。

 

全ての種類の電池、蓄電池とは、電池、蓄電池、電池パック、ボタン形電池、一般家庭用電池、産業用電池、緊急用電池、バックアップ用電池など、種類も大きさも用途も区別なく、全部の種類の電池のことを指します。(ただし、電池指令では適用除外電池もあります。)

 

新電池指令は、RoHS指令やWEEE指令などと同じく、EU加盟国で法整備が行われてから規制が始まることになります。 つまり、EU域内のそれぞれの国が国内法を整備・施行することで始めて規制開始になるということです。
新電池指令は9月26日より施行となっていますが、新電池指令の事実上の規制開始日は各国の法整備が終わってからということになります。

 

新電池指令 2006/66/ECの原文はこちら DIRECTIVE 2006/66/EC から読めます。

 

新電池指令の改正指令 2013/56/EUの原文はこちら
DIRECTIVE 2013/56/EU